たのしむだけでいい
凸凹だっていい
じぶんらしくていい
みんなちがってみんないい
2018年ぽかぽか保育園を開園以来、私たちは個性豊かな多くの子どもたちの笑顔とともに毎日を送っています。ここには日々、成長する姿で私たちに感動と喜びを与えてくれる子どもたちと、子どもたちを大切に育てながら、ご自身も輝いてお仕事をする素敵なご家族がいます。
けれども社会に目を向けると、病気や障がいによってお友だちと関わる機会のないお子さまや様々な事情で不登校になっているお子さま、そのお子さまのケアで忙しく不安で疲れ切ってしまっているご家族もいます。
障がいがあってもなくても、みんなが当たり前の幸せを感じられる時間、安らぎと笑顔ある毎日を送るために私たちにできることは何か考えました。
私たちには子育ての豊富な経験があり、子どもの心と身体を熟知した看護師がいます。そしていつでも新しいお友だちとの出会いを楽しみに待っている子どもたちがいます。だから、訪問看護ステーションを開設することにしました。
いまは外に出かけることが難しいお子さまも、いつか多くの子どもたちと関わる中で刺激や楽しさを感じ、人とつながる幸せを感じてほしいと思います。またご家族の孤独と不安も、人と社会とつながっていくことで、安らぎと喜びに変えていけると信じています。ぽかぽかナースは社会への架け橋になりたいと考えています。一緒に悩んで、一緒に泣いて、ゆっくり笑顔になっていきましょう!
走るのが大すきな子もいれば、じっとダンゴムシを集めている子も・・・。
好きなことはもちろんですが、発達にも個人差があります。
でも、共通していることもあります。
それは接し方の工夫や、環境を整えることなどおとな側ができる心がけによって、
子どもたちの「たのしい!」が引き出せること、得意な力を伸ばすことができること。
障がいも一つの個性。
いろいろな個性を持った子どもたちがみんな「たのしい」時間を過ごせるように。
私たちの願いです。
障がいをもつお子さん、発達に不安のあるお子さんの保護者の方は、
毎日子どものために全力で頑張っていらっしゃいます。
でも、心も体も疲れてしまうときもありますよね。
お子さんから目を離すことができず、家事もままならなかったり、
兄弟児さんとの時間を思うように持てなかったり、
自分のことなんて全くできない…私たちはご家族の方にもほっと一息ついて、
ご自身の時間を大切にできるためのお手伝いをしたいと思っています。
ご家族が笑顔でいられることは、お子さんもとっても嬉しいことなんです!
障がいをもつお子さんの中には、同年代の子どもたちと触れ合う機会が
少ないケースもあるかもしれません。
ぽかぽか保育園では、麻痺や医療機器を利用しているお子さん、
学校に行くことができないお子さんとの交流の機会を設けています。
”インクルーシブ”なんていう言葉はわからなくても、
子どもたちはあっという間にお友だちに。
いろんなお友だちの存在を互いに知り、
お手伝いできることを自分で考えて一緒に遊ぶ子どもたち。
私たちが暮らす地域が、誰にとっても自分らしく安心して生きていける社会で
あってほしい、そんな未来を創っていきたいと思います。
ぽかぽかナースは「ぽかぽか保育園」「児童発達支援・放課後等デイサービスぽかぽかステップ」と連携し、お子さまとご家族の包括的なサポートに取り組んでいます。
ぽかぽか保育園は小規模個別対応保育園。一人ひとりの個性と成長にじっくり向き合い、好奇心と自立する心を育みます。人生の中で大切な乳幼児期に、少人数の園児に手厚い保育士の配置をして丁寧に寄り添います。
また病児保育をはじめ、365日開所、延長21時、一時保育など保護者の方が本当に必要としているサービスを提供しています。お仕事が忙しいときや、ちょっと休息がほしいとき、子育ての応援団としてご家族をサポートします。
児童発達支援・放課後等デイサービス
ぽかぽかステップ発達が気になるお子さまや、お友だちとのコミュニケーション、学校の勉強にお困りのお子さまに、それぞれの特性に合ったプログラムを提供する学びの場です。『8つのカテゴリのスキルリスト』を用いて、できること・苦手なこと・課題を見つけ、自分だけの学びのプログラムを作成。丁寧な個別支援をしていきます。
コンセプトは<みんなが楽しく元気になれる場所>子どもたち、保護者の方々、スタッフみんながともに、笑顔で安心してのびのび過ごせる教室を目指しています。
MESSAGE
宮﨑 由記
経歴
メッセージ
5人の子どもの子育てをしながら、40歳になってから看護学校に進学し看護師資格を取得しました。もう子どもたちは全員成人しましたが、決して順風満帆という子育て経験ではありませんでした。その時の辛い想いこそ、今は自分自身を成長させてくれた大切な時間だったんだと、実感させられることがたくさんあります。そんな私の失敗経験も訪問看護でご家族と向き合っていく中で、また皆様と一緒に成長していける糧になるような気がしています。 子どもはご家族の笑顔が大好きです。お父様やお母様が自分自身の人生を精一杯キラキラと過ごしていることが、何より子ども自身の元気や本来持つ力を引き出すことができると考えています。子どももご家族も、辛いこともあるけれど、少しずつ、ゆっくり笑顔の時間が増えていきますように。そんな思いを込めて、私達が出来ることに真摯に取り組んでいきたいと思います。
MESSAGE
千嶋 成美
経歴
メッセージ
以前の職場は、子どもがかわいい!と単純な理由で選んだ病棟でしたが、退院に向けての医療手技や授乳手技などの練習をご家族と一緒に行って、お子さまのことを一生懸命考えて向き合おうとするご家族への関わりがすごく大切だと学びました。保育園の看護師となり、子どもたちの成長発達、感染症や怪我の対応を学び、仕事と両立しながら子育てを頑張るご家族を見守ってきました。「ふつうは終わりがくる2-3歳児の大変な時期がずっと続いている」「訪問看護の利用は、甘えではないか」これは知的障害と麻痺をもつ小学生のお子さまのお母さまの言葉。私自身子育ての大変さを実感する中で、なにかお手伝いすることができればと強く感じました。微力かもしれませんが、少しの時間でもご家族がホッとできる時間を提供いたします。なんでも気軽に相談できる一番近くの医療者になることができればと思います。
MESSAGE
小川 友来
経歴
メッセージ
私は、保育園で病児保育に従事する中で、さまざまな病気や障がいを持つ子どもたちと関わり、子どもたちの成長や発達に看護が大きな役割を果たしていることを実感しました。また、子どもたちの病気や障がいは、ご家族の生活にも大きな負担となっている現状も知りました。訪問看護師は、子どもたちの病気や障がいのケアだけでなく、ご家族の負担軽減にも貢献することができます。子どもたちが自宅で安心して暮らせるよう、看護の面からサポートしていきたいと思っています。また、子どもたちの成長や発達を促すための遊びや運動の指導なども行っていきたいと思います。子どもたちが、病気や障がいを抱えていても、笑顔で過ごせるように、看護師としてできることを精一杯サポートしていきたいと思っています。訪問看護師として、子どもたちとそのご家族の暮らしを支えていきたいと考えています。ご家庭で困っていることがあれば、お気軽にご相談ください。
MESSAGE
大原 ひかり
経歴
メッセージ
保育園で働くようになり、子どもたちの成長・発達を勉強させていただいています。以前働いていた病棟では、早産でハンデを持ったお子様を抱えたお母様から、突然麻痺や意識障がいをもってしまった患者様やそのご家族と関わる機会が多かったです。特に麻痺や意識障がいを持った患者様に「できることを増やす」ことを目標に看護をし自宅退院が難しいと言われていた患者様が、自宅退院できるまで回復した経験を得て、患者様の持てる可能性を広げることの大切さを学びました。お子様の今そして未来を考え、お子様やご家族の頑張りが未来につながるように、お子様やご家族の可能性を広げることができるような看護を提供できたらを思っています。
MESSAGE
H
経歴
メッセージ
「1人で頑張らなくていいんだよ」私が子育てでいちばん辛かった時にかけて頂き救われた言葉です。食物アレルギーの子どもの治療を自宅で必死になって、やらなくてはいけない事に追われる毎日の中で自分を見失いかけてしまって、疲れ果て前を向く事が出来ない状態の時がありました。「休む」という事を忘れていた時でした。助けを求めれば良かったのか…っと気付く事が出来て、それからは1人で全部やろうとせずに周囲の方に助けて頂きながら前を向く事が出来ました。子育ては頑張る事だけでは無く自分を大切にする心を忘れてはいけないなと思いました。自分を大切に思えば子ども達の事ももっと大切に思える。私は、自分のこれまでの体験や経験、母としての苦悩、全てをぽかぽか訪問看護という形で活かして皆さまに寄り添える機会をつくっていけたらと思っています。
MESSAGE
長森 佳恵
経歴
メッセージ
現在は3歳の娘の育児に奮闘している母です。
妊娠・出産・育児を経験してお母さん達の役に立ちたいと考える様になり、ぽかぽか保育園で働くことにしました。保育園では子ども達がお互いに学び、育ち合い、成長していく姿に私自身もパワーをもらっています。訪問看護も笑顔いっぱいの楽しみな時間になるように、保育園の学びを活かして丁寧にサポートしていきたいです、お子様と楽しく遊び、ご家族の背中をそっとさすって、癒しの時を過ごしてもらいたいと思っています。
MESSAGE
鈴木 麻実
経歴
メッセージ
ぽかぽか保育園で、様々な子どもたちや病児保育に関わる中で、子どもへの声掛けや接し方の工夫でこんなにも子どもの反応が違うのかと驚いています。ぽかぽかの先生達から学ぶ事が多くあり、私自身2児の母ですが、もっと早くこんな言葉や方法を知っていれば、私も子どもも少し楽に過ごせたのではないかと思うこともありました。保育園で子どもたちと過ごすうちに、もっと子どもの医療や暮らしに深く関わっていきたい気持ちになり、また、保育の基盤があるからこそできる援助をしていきたいと考えています。ぽかぽかナースがいてくれて良かった、と思ってもらえるように努めていきたいと思っています。
MESSAGE
M
経歴
メッセージ
前職では早産や先天性疾患がある新生児とご家族のケアに携わりました。退院するご家族を見届けるうちに、ご自宅での生活に寄り添ったケアがしたいと思うようになりました。自身も2児の子育て真っ最中です。孤独な子育てに押しつぶされそうになった頃、たくさんの方に助けていただき救われました。 「我が子のことを知ってくれて、共に育ててくれる人がいる」そんな安心感から、再び子どもに笑顔で向き合えるようになった気がします。 ぽかぽかナースとしてお子様の育ちを共に支え見守り、持っている力を引き出せるような援助をしていきたいと思います。